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「わたし」の踊り方 1/11ライブを終えて

マヌエル&ロシオ夫婦主催のライブに出演させてもらいました。

 

マヌエルに歌ってもらうのは今回で3回目でした。真のフラメンコを身体の中に持っている人で、この人に歌ってもらえることがどれほど幸せか分かりません。

幸せだけれども、初めてソレアを歌ってもらったときは全身が硬直して何もできなくなりました。緊張でというよりは、マヌエルの放つgitanería(ヒタネリーア、ヒターノらしさ)に圧倒されたんだと思います。とっても不思議な感覚でした。

 

 

 

今回はソレア・ポル・ブレリアを踊りました。スペインから帰国してからこの半年間、ずっと向き合っている曲です。

ソラジャにもらった振り付けをベースに。でも、出来ないところは切りすて。ファルーカの動画にハマっては、何回も観て聴いて気に入ったところをマネする。そして実際に踊ってみると予定外の事態がたくさん起こるので、それがまた経験と勉強になります。

 

いつも自由さと、振付として準備するものの狭間で悩んでいます。ある程度振付というか、ベースになるものがないと成り立たないし、かといって固めすぎたら自由さがなくなりつまらなくなってしまう。だからフラメンコは難しいです。

 

終わったあとにお客さんから、「シンプルで好き」「楽しそうだった」と声をかけてもらいました。私にとってこれ以上の褒め言葉はないです。私が好きなフラメンコは、「シンプルで繊細でエレガント」なフラメンコです。本当に少しずつしか前進しませんが、この「好き」な道を脱線せずにちゃんと歩けていると少し安心しました。

 

 

 

道のりはまだまだ長いですがね!

 

 

 

 

本当に楽しく、勉強になる一夜でした