久々にガルロチに行ってきました。
いつも通り、出演者が出入りする扉の前の席♪近くて臨場感たっぷり楽しめます。
ガルロチ(旧エル・フラメンコ)は新宿にあるタブラオ(フラメンコショーレストラン)の老舗です。常時スペイン人を招聘していて、それもスペインの最前線で活躍している人たちばかりで、ちょっとお高めですが見に行ったあとの満足感は100%間違いなし!です。
観ていて思ったのが、心から楽しそうだなということ(笑)
一ヶ月毎日舞台に立つって、なかなか体力的にもきついしモチベーションも低下していきそうですけど、彼らにそんなことは関係ないのだなあと思いました。音楽やパルマ(手拍子)が始まった瞬間にフラメンコにのめり込んでしまう、本能のような、そんな感じでした。
カンタオール二人の紡ぎ出すソニケテ(リズム、ノリ)が凄すぎて。あの中でなら、きっと誰が何をしようとOle!と湧き上がるであろう、そんな雰囲気でした。あらためて、パルマの重要さを実感しました。
セルヒオの踊りはとっても自由で楽しい。彼のひょうきんな性格がそのまま出るといいますか、踊りながらちょっとふざけちゃう、でもそれがアルテ(粋)な領域にあるからすごく素晴らしい。観ていて幸せな気分になります。何年か前にイベリアに招聘されていた頃よりも、ずっと好きになりました。
何よりも、自由さでしょうか。即興といいますか、みんな、自由にフラメンコで遊んでいるように見えました。そこがフラメンコのイチバンおいしいところ...分かってはいても、なかなかできるものでもありません。汗
とてもいい舞台を観ることができて心が満たされました。
3月にはロシオ・モリーナの劇場作品も観に行きます。タブラオとはまたちがった良さがあるのですよね~こちらも楽しみ☆
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