こんにちは、フラメンコ踊り手みのもはるかです。
コロナの影響を多大に受けたフラメンコ業界。少しずつではありますが、ショーなども再開し活気が戻ってきています。
外出自粛でフラメンコを観に行けない人たちのために、夏ごろからはオンライン同時配信なども始まり。自宅にいてもフラメンコが楽しめるようになりました。普段からタブラオに通っていた人だけでなく、東京にはなかなか来られなかった地方の人たちも東京のライブの様子が見られると喜びの声がたくさん上がっています。
けれども!これはフラメンコに限ったことではないですが、やはり生で見る・感じる・生きる、体験というのは特別です。
私自身、ショーへの出演は再開していますが「観に行く」というのはとっても久しぶりでした。
ワクワクしながら、四谷三丁目にあるタブラオ「カサ・アルティスタ」へ。
タブラオ=フラメンコの観られるバル、レストラン
一般の方にはあまり気づかないかもしれませんが
実は都内にはいくつもタブラオが存在します。
一番有名なのは新宿伊勢丹会館にあった「ガルロチ(旧エル・フラメンコ)」ではないでしょうか。
スペインより有名アーティストを招聘、ほぼ毎日一流のショーを見ることができました。
残念ながら、このコロナ禍で閉店となってしまいました。
さて四ツ谷にあるこの「カサ・アルティスタ」も大変歴史のあるタブラオです。
前オーナー、ホアン一色さんが50年大事に守ってきた、いわばフラメンコ人にとっての聖地です。
10月19日(月)は梶山彩沙さん、荻野リサさんという、今の日本フラメンコ界を牽引する踊り手の方々。
白熱の舞台でした☆彡
予約時はひとりだったけれど、着いてみると案の定知り合いが多数(笑)
「行けば誰かいる」と思えたり、その場で知り合った人と仲良くなったり、自分でもびっくりするくらい社交的になれたりするのがタブラオの魅力のひとつ。
そして集まるメンバーによっては、ショーのあとも歌や踊りが始まったりする。
ここからは愛好家の時間です。
この日も遊びに来ていたペペがソレアを弾き、マヌエルが歌っていました。
コロナ期間でずいぶん会ってなかった人たち。
元気な姿を見られて私も元気になりました。そしてやっぱり、フラメンコのある暮らしは、いい・・・!
感染気を付けながらではあるけど、タブラオ巡りを増やしていこう、と思います。
よければ皆さんもご一緒に♪
カサ・アルティスタ
https://www.casa-artista.tokyo/
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