7月25日(日)、無事に女の子を出産いたしました!
生まれてきてびっくり、4120gもある立派な赤ちゃんでした。
4キロ越えということで、一般的には帝王切開になってもおかしくないサイズ。でも経膣分娩で産めましたよ☆彡
予定日を少し超え、40週6日で生まれてきた赤ちゃん。
こちら生まれる数日前のお腹。会う人みんなに「大きそうねぇ」と言われてましたが、その通りでした。最後の検診(38週)では3400gくらいだったのになぁ・・・!たしかに臨月は歩くのもキツかった。
赤ちゃんの成長スピードって速いですね。
いろんな人の出産エピソードを聞き、さて私はどんな風なお産になるんだろう?!陣痛はじまり?破水?予定日より早いか、遅いか。毎日がドキドキの臨月。
日ごとにお腹も大きくなってくるし、38週くらいで出てきてくれないかな?なんて思ったり。
けれども予兆もなく過ぎていく日々(^^;)
結局、予定日を過ぎること3日。わたしのお産はおしるしから始まりました。
そして間もなく、生理痛のような痛み。これが噂の前駆陣痛・・・!!夜には規則的な痛みに変わったので、ああこれが陣痛なんだなと。いよいよ出産だなと。ちょっぴり不安と、赤ちゃんとの生活の始まりへの喜びと。
病院からは「陣痛が10分間隔になったら電話してください」と指導されていました。朝には10分間隔になったので、すぐにTEL!入院だぁ、陣痛タクシー呼ばなきゃ、夫は仕事に出かけたので、一人で行かなきゃ・・・ソワソワ。
けれども電話口の助産師さん「10分間隔になったのは何時ごろですか?」「痛みが増していく感じはありますか?」
私「10分間隔になって1時間くらいですけど痛みはそんなに増してないです」
助「それでは陣痛が5~6分間隔になって痛みも増してから来てくださいね」
私「・・・!!!」
10分間隔になったら即入院だと思っていたのでビックリ。
(たしかに手引きには「10分間隔になったら病院に”連絡”」とありました・・・)
夜になり、ようやく陣痛も5~6分間隔に。もう一度病院に電話。
助「夜ごはんは食べましたか?」
私「いいえ、まだです」
助「では夜ごはんしっかり食べて、お風呂に入ってからゆっくり来てください」
私「・・・!!!」
初産婦のお産は進みが遅いと言いますが、まさに助産師さんからは「まだまだ生まれないな」的な余裕を感じました。
こっちは初めてだから不安で一刻も早く入院したいのに・・・!(^^;)
言われた通りごはんたくさん食べて、お風呂に入って、仕事を早上がりしてもらった夫に送ってもらってようやく病院へ。内診してお腹にモニター付けて。
助「子宮口いま指2本分くらい開いてるかな~。もう入院してもいいし、一度家に帰ってもいいよ!」
いやいやもう入院させてくださいよ!泣
ということでそのまま陣痛室へ。
けれども私のお産はここからが長かった・・・
一般的にお産にかかる時間は初産婦で12~16時間くらいだそう。
けれども私の場合、入院してからもなかなか陣痛間隔が狭まらず、子宮口も開かず。しまいには規則的に来ていた陣痛がおさまってしまったりしました。助産師さんからも「一度家に帰る?」のひとこと。家に帰ってもひとりだし、痛みも増してきている中でタクシー呼んでとか嫌だし、なんせ不安だし。。結局入院を続けることにしましたが、一晩経っても二晩経っても、生まれず・・・
三日目。陣痛もそれなりに強まってきていたが、なんせ体力の限界。
子宮口もまだ指3本分程度・・・ゴールの見えないお産マラソンに、さすがに心折れて涙。
お産は進まないが、陣痛は人並みに痛い。痛みを逃そうとして変に力んでしまい、腰を痛めダブルパンチ。陣痛が来てない時でも、もうお腹が常に張って痛い。寝ても座っても立っても地獄のつらさ。
助「一度家に帰ってリラックスしたほうがお産が進むかも?」
こんな状態で帰るなんて冗談じゃない!
この日の晩も生まれず、病院で過ごしました。
助産師さんもさすがに哀れみの目(苦笑)
四日目の朝。
助「陣痛促進剤を使ってみましょう」
私「(・・・希望の光!)」
もう自力では産めないかも?!と思っていたので藁にもすがる思いでした。
朝から早速点滴開始。
すると順調に子宮口も開大していき。
赤ちゃんも降りてきてるよ!もうすぐだよ!と先生。
私はもう、このままの勢いで産むぞ、と最後の力を振り絞って本気モード。
お産につながる陣痛ってどれだけ痛いのかと思っていたけど
子宮口8センチくらいまで?はもうこの三日で経験してたくらいの痛み。
さすがに子宮口全開を待つまでの間と分娩台に上がってからは痛い!というかそれまでとは別次元の衝撃だったけれど
三日間の陣痛に比べると大したことなかったな、というのが正直なところ。
4000g超えの大きい子だったけれど、分娩台に上がってから20分で産んじゃいました。
促進剤使ってからは6時間30分ほどでした。
生まれた瞬間、赤ちゃんも、私も大号泣(笑)
妊婦期間、つわりもほぼ無し腰痛も無し、10ヵ月本当に元気に過ごした私にとって最初で最後の試練だったけれど、生まれた我が子を抱っこした瞬間それまでの辛さがすべて吹き飛びました。
ちなみに母子手帳に書かれた私の分娩所要時間は3時間18分。
四日も耐えたのに!(T_T) 3時間て(笑)
助産師さん曰く、お産に有効な陣痛が始まってからの所要時間だそう・・・
お産は本当に人それぞれなのですね。
我が家の新しい家族、名前は咲万(えま)ちゃんです。
日に日に顔つきが変わったり、表情が豊かになったり。
ひょっとすると見逃しそうな些細な我が子の成長を、今はひたすら楽しんでいます。
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