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hombres(メンズ)のパワー

こんにちは、フラメンコ舞踊家みのもはるかです。

 

先日カサ・アルティスタにてショーに出演してきました。

私以外は踊り手・ミュージシャン皆男性という、フラメンコではなかなかレアな体験でした。

 

 

奇しくもこの10月は2つのライブ

 

一方は女性のみ、

もう一方は男性に囲まれ、、

 

というメンバー構成でした。

 

 

日本フラメンコ界の男女比は

 

バイレは女性が大多数(スペインではもっと男性バイレの割合が多いです)

カンテは男女ともに居て(少し男性が多い?)

ギターはほぼ男性(これはスペインでも同じ)

 

女性の世界と思われがちなフラメンコですが

ミュージシャンに限ってみると男性に支えられている感が強めです。

 

以前の、女子会ライブ後のブログでも書きましたが(【9 MUJERES(9人の女たち)、終了☆】

なぜ歌い手やギタリストは男性の方が多いのだろう?

 

という疑問

 

今回、男性に囲まれてみて、実感したこと。

 

ああ、やっぱりメンズは力強い!

 

一緒にパルマを叩いていても、音量差が圧倒的です。

きっと手が大きいから?手のひらが分厚いから?

 

主たるコンパスは、もう彼らがしっかりと紡いでくれる感があり。

だから私は、力む必要が無くって。自然体でコンパスを回してるだけでよい。

 

きっと歌やギターも、声量や指の筋力の面で男性が有利なんでしょうか

 

縁の下の力持ち

文字通り、力持ち

 

 

 

バイレでは、男性には男性の、女性には女性の踊り方がありますね。

 

女性は上半身メインに、やわらかな踊り

男性は直線的な身体使い、足さばきなどが見せ所

 

とは言いつつ今や男子顔負けのテクニック炸裂させる女子がいたり

マノ(手首)や腰たっぷり使って踊る男子がいたり

 

その人の個性に依ることろが大きかったりしますが

 

かくいう私も、気が付けば男性マエストロの動画ばかり見てたりします

 

 

王道はあるが、タブーは無い

 

 

 

意見も結論も無く、だらだらと書いてしまいました

フラメンコ×ジェンダーについて考える、の回でした(笑)

 

 

次の出演はちょっと空いて、来年2月26日(日)、青山トロに初出演です!!

 

 

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