先日、カンテの巨匠Enrique el Extremeño(エンリケ・エル・エストレメニョ)のコンサートを聴きに行ってきました。
場所は恵比寿にある有名タブラオ、サラ・アンダルーサ。
最初から最後までトリハダものでした。ヒターノのエネルギーは、まるで爆弾のようだと思っているのですが、まさにそれ。
息子のギタリストÑoño(ニョニョ)との息もピッタリで、二人でエネルギーのうねりみたいなものを神業的に作り出していました
本当にすごかった!!
以前もエンリケのカンテライブを聴きに行ったことがあったのですが、その時はどちらかというと静かに、ひとつひとつのpalo(パロ、曲種)の説明を交えながら、カンテをじっくり聴かせてくれました。エンリケのsabiduría(知識)の深さに感心したものでしたが、今回は、純粋に彼のgitanería(ヒターノらしさ)に心を奪われました。
いいフラメンコの瞬間に立ち会えて、幸せでした。
アルテに出会うことは狩りと同じです
家で寝ていては、いい瞬間を狩ることはできない!!